各種検診・健康診断
各種検診
特定健診
平成20年4月より生活習慣病を予防するためにメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診断です。
40歳〜74歳までの医療保険加入者が対象となります。
腹囲の測定及びBMIの算出を行ない、基準値(腹囲:男性85cm、女性90cm / BMI:25)以上の人は、さらに血糖、脂質(中性脂肪及びHDLコレステロール)、血圧、喫煙習慣の有無から危険度により3段階に階層化し、必要に応じた情報提供や指導を受けていただくための健診です。
肺がん結核検診
40歳以上の市民(検診日において大津市に住民票がある人)および、大津市に居住している65歳以上の人(65歳以上の人は、感染症法により、年1回の結核健診を受けることが義務付けられています。)
当院では胸部レントゲン検査を施行して、早期発見に努めます。
大腸がん検診
当院では、便潜血反応検査を行ないます。便潜血反応検査は便に血液が混じっているかを調べる検査で、下部消化管出血があるかどうかを調べます。主に大腸がんのスクリーニング検査として行なわれます。
大腸ガンの多くは大腸(下部消化管)の出血を伴うので、便に血液が混入しています。この検査では便中に混入した血液(ヘモグロビン)を検出し、大腸での出血の有無を確認しています。
詳しい検査をする必要があると判断した場合には、総合病院や他科の診療所を適切に、かつ速やかに紹介させていただきます。
肝炎ウイルス検診
大津市では、ウイルス性肝炎の早期発見、早期治療のために、大津市肝炎ウイルス検診を実施しています。大津市肝炎ウイルス検診は、生涯に1度の検診になりますので、今まで受診したことがない人は早めに受診しましょう。当院で血液検査を行ないます。
(注)受診の際には受診券又は無料クーポン券が必要となります。
胃がんリスク検診
「胃がんリスク検診(ABC検診)」は、直接胃がんを発見する検診ではなく、胃がんになりやすいかどうかを調べます。血液検査で、胃がんの危険因子であるヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無と、胃の萎縮度を調べる検診です。胃がんリスク検診は、胃がんかどうかを診断する検診(胃がん検診)ではありません。
胃がんのリスクが高いと判定された場合は、総合病院や他科の診療所を適切に、かつ速やかに紹介させていただきます。
健康診断
健康診断は、個々の健康状態を把握し、疾病の早期発見や予防、健康増進のために行なわれる重要な手段です。定期的な健康診断を受けることで、潜在的な健康リスクや疾患の兆候を早期に発見し、適切な対策を講じることが可能となります。
健康診断では、一般的に身体検査、血液検査、尿検査、心電図などの検査が行なわれます。これらの検査によって、生活習慣病や慢性疾患、感染症などの疾患の有無やリスクを評価し、医師が適切なアドバイスや治療を提供することが可能となります。
また、健康診断で異常が指摘された方も、当院で精密検査や適切な病院への紹介を行なうことができますので、ご相談ください。
予防接種
予防接種は、感染症や重篤な疾患から身を守るための効果的な手段です。予防接種は、免疫系を活性化させ、特定の病原体に対する免疫を獲得するために、ワクチンを使用して行なわれます。定期的に予防接種を受けることで、個人だけでなく、コミュニティ全体の健康を保護し、感染症の流行を抑制することが可能です。
当院では、新型コロナワクチン、インフルエンザワクチン、帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン、もしくは、シングリックス)、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチン、日本脳炎ワクチン2期、二種混合(DT)ワクチン、B型肝炎ワクチン、おたふくワクチン、麻疹風疹ワクチンなどに対応しております。
予約制になりますので、お電話でご相談下さい。